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10月は「乳がん月間」、検診とセルフチェックで早期発見に努めましょう!

毎年10月は「乳がん月間」であり「ピンクリボン月間」であることをご存知ですか? フリーアナウンサー小林麻央さんの闘病告白によって再び大きな注目を集めている乳がんですが、治療のためは何より早期発見が重要。ここでは簡単にできる乳がんのセルフチェック法、そして検診の重要性を伝える世界的な「ピンクリボン運動」についてご紹介します。

掲載日:2016年10月03日

10月は「乳がん月間」、検診とセルフチェックで早期発見に努めましょう!


がんによる死因トップの乳がん


乳がんは30~64歳の女性壮年層の、がんによる死亡原因トップとなっていますが、早期発見、そして早期治療によって90%以上の方が治癒するともいわれています。


だからこそセルフチェックや定期的な検診が非常に大切なのです。


治療ノートにも検診で乳がんが見つかったという投稿が多数寄せられていますのでの、その一部をご紹介します。


最初は、市民健診の乳がん検診でわかりました。以前から、触診はしていたのですが、肋骨なのかしこりなのか判断がつかず、心配なまま乳がん検診を受けました。

見事に精密検査必要となり、近くの病院の乳腺外来を受診し、検査の結果、ステージ2の乳がんと診断されました。(40代女性のご家族より)

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/4789


胸にチクチクするような傷みを時折感じつつも半年程放置し、誕生日が来るので健診のつもりで受診しました。マンモグラフィでは何かがあるようだと言われ、エコー検査で恐らく乳ガンだと告知されました。


確定するのは細胞診の結果次第との事で、その日は針を刺して細胞をとり、翌日家族と一緒に来るように言われました。翌日、主人と再訪し、乳ガンのステージ1ではあるけれど小さなガンが広範囲に5個あるので全摘になると告げられました。(40代女性より)


https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/4074


母が、胸に凝りがあると言い出しました。翌月にちょうど乳がん検診を予約していたので、その際の検査で案の定再検査に。大きな病院で再検査をしたところ、「しこりがあり、初期の乳がんです」と宣告されました。


3ヶ月抗癌剤をして検査したところしこりが半分程度の大きさになっていると言われました。(50代女性のご家族より)


https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/4349 



ひとつの指標として、40歳を過ぎたら2年に1度は乳がん検診を受診し、毎月1回はセルフチェックを行うようにしましょう。



乳がんに詳しい松村圭子医師(成城松村クリニック)のコメント


乳がんは自分で見つけることのできる数少ないがんであり、定期的に自己検診する人ほど、小さい段階でがんを発見することができるのです。乳がんに対する不安を感じている人が多い反面、がん検診を受けることで安心につながった人も多いようです。

乳がんは早期発見・治療をすることで治る確率が高く、苦痛や再発への不安など心の負担も軽くて済みます。不安になりすぎず、正しい知識を持って、定期的に検診を行うことが、あなたの乳房と命を守ることにつながります。


株式会社エムティーアイの調査より




ピンクリボン運動とは?


ピンクリボン運動は、乳がんの早期発見の大切さとを啓蒙すると共に、広く検診の受診を呼びかける運動です。女性の8人に1人が乳がんになるという“乳がん先進国”のアメリカで1980年代に始まったそうです。


このピンクリボン運動の影響もあって、日本における乳がん検診の受診率は上昇傾向にあり、近年は40%を超えているそうです(国民生活基礎情報より)。しかし、同様に日本人女性の乳がん罹患者も増加しており、その数は実に12人に1人にもなるそうです。



今日からはじめよう! 乳がんのセルフチェック


株式会社エムティーアイのリサーチからは、乳がんのセルフチェックについて6割以上の女性が「やったことがない」と回答。小さな異変に気づき早期発見につなげるためにはセルフチェックはとても重要なので、下記の方法を覚えて定期的に実施してみてください。



① 鏡の前で・・・
両腕の力を抜いて自然に下げ、左右の乳房の大きさや形に違いがないか、どこかにへこみやひきつれがないか、乳首がへこんだりただれたりしていないかを調べます。両腕を上げた状態でも同様に調べましょう。

② あおむけになって・・・
折ったタオルか枕を背中の下にいれ、左手を上にあげて頭の下に置きます。右手の指をのばしてそろえ、左の乳房の乳首から胸の中央部に向かって柔らかくすべらせるようにしてしこりの有無を調べます。上から下までまんべんなく行いましょう。

③ あおむけになったまま・・・
次に左腕を自然な位置に下げて、乳房の外側の部分をわき側から内側に向かって指をすべらせて調べます。右乳房も同様に行いましょう。

④ 起き上がって・・・
右手の指をのばしてそろえ、左のわきの下にいれてしこり(リンパ節の腫れ)の有無を調べます。右のわきの下も同様に行い、最後に左右の乳首を軽くつまんで、血液の混じった分泌物が出ないかどうかを見ます。



ピンクリボン体操もお試しあれ!




習慣化にはiPhoneアプリが便利!


セルフチェックや検診の大切さは認識しているものの、継続するのは誰にとっても簡単なことではないでしょう。そんな私たちを支援してくれる便利なアプリがあります。認定NPO法人乳房健康研究会の監修による「ピンクリボンアプリ」(iPhoneのみ)は、毎月のセルフチェック履歴などを登録できるだけでなく、チェック忘れ防止のために通知してくれる“アラート機能もあります。主な機能は以下のとおりです。


(1) ユーザー登録…ユーザーを4人まで登録できます。


(2) セルフチェック…毎月のセルフチェック結果を記録できます(セルフチェックのやり方もアプリ内で紹介しています)。


(3) 検診…検診予定日や過去の検診履歴を記録できます。


(4) セルフチェックや検診受診のアラート表示…毎月2回(1日と25日)、アラート表示でセルフチェックを促します。また、検診予定日を登録すると、アラート表示で検診日をお知らせします。



繰り返しになりますが、乳がんは発見が早期であればあるほど治癒率も高くなります。セルフチェックと共に定期的な検診の受診を欠かさず行いましょう。自分のために、そして何より大切な家族のために――。



関連ページ:乳がん発見率が1.5倍に!? 知っておきたい乳がん検診の最新動向

https://www.c-notes.jp/articles/97


※乳がんの基礎情報、治療法、副作用などについては下記リンクをご参照ください。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer



参考情報:

ピンクリボンフェスティバル

http://www.pinkribbonfestival.jp/

「乳がんと検診について」の調査結果~検診への不安や疑問を解消し、正しい知識と情報を身につけよう!~

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000002943.html

著者情報

治療ノート編集部
治療ノート編集部です。患者さんが知っておくべき、有益な医療情報を随時お届けします。みなさまからのご意見やご要望お待ちしております。